時間割

初等部の時間割は、カリキュラムの要件を満たすよう設定された範囲の学習時間数に基づき、各学年・クラスの担任が組み立てています。

担任と外国人担任が一名ずつ、主に日本語を話す日本人担任と英語を話す外国人担任が就きます。
授業によっては日本語のみで行われるもの、英語のみで行われるもの、そして日本語と英語両方を使って行われるものがあります。それぞれの言語力をしっかり身につけると共に、同じ授業の中で日本語から英語、英語から日本語に移り変わる環境を与えることで、真のバイリンガル性を発揮することができます。

(黄色は英語での授業、水色は日本での授業、ピンクは両言語もしくは、内容によって言語が変わります)

日英トランスリンガル教育

「バイリンガル」を謳っている学校や英会話学校はたくさん存在しますが、結局第二言語を習得するのみに終始することも多いです。

しかし、関西国際学園で行われるトランスリンガル教育では、日本語で話すことができる内容と同じレベルの英語を話すことができるようになる環境が整っています。

「英語の時間」「日本語の時間」と常に分けるのではなく、どちらの言語も自由に話す授業をたくさん取り入れています。2年生が学ぶ動物や植物の生態系の学習も、5年生が学ぶ政治や裁判の仕組みの学習も、同じ内容を両言語で扱うことで、英語「を」学ぶのではなく、日本語で学ぶのと同じように英語「で」学びます。

算数・Math(日本語、英語)

算数の授業は、外国人担任と日本人担任がチームとなり、英語と日本語の両言語で指導します。クラスの中でさまざまなグループ分けを取り入れ、子どもたちが両言語で算数の概念を理解すること目指しています。算数の取り組みは教科融合型で、探究学習にも合わせて学習の単元を進めます。日本の学習指導要領とIB PYPの算数学習指針を融合した関西国際学園独自の算数カリキュラムを構築しています。初等教育で必要な基本的な算数の単元学習を網羅し、さらに算数のスキルを使って、日英どちらの言語でも他の学習内容に活用する応用力をつけることを目指しています。

週に1回は「算数マスター」クラスがあります。少人数グループで課題に取り組み、しっかりと算数の概念が定着しているか確認をします。一人ひとりの学習進度を把握し、それぞれのニーズに対応した適切な課題に取り組んだり、個別指導を行います。算数の単元をそれぞれのペースで理解を深められるよう、Khan Academyなどのオンライン教材、算数クイズ、または子どもたち同士で教え合ったりするなど、さまざまな学習形態を取り入れています。

日本語(日本語)

日本人担任が担当します。漢字や文法、読み書きの基本的なスキルを、ユニット単元と絡めて学習します。
日本の文学作品を学んだり、暗唱オリンピックや作文コンクールにも取り組みます。

PE(日本語、英語)

体操専門講師または体育教員により日本語で行います。ボール遊びやなわとび、マット、跳び箱など幅広い運動を取り入れています。
またユニットと関連して自分の体の仕組みや、スポーツや健康が社会生活とどう繋がっているかを探究します。

PYPでの体育(Physical Education)を通じて、こどもたちはからだの動きに関する「ことば」を学び、体を動かすことを通じて様々なスキルを身につけていきます。体を使って何ができ、何ができないかということを学び、自分の強みや苦手な事も含めて、自分で気づき、向き合っていきます。運動をすることは、バランスの取れた健康的なライフスタイルのために不可欠なものであり、体育の学習を通じて、子どもたちは自尊心、自信、体力をつけ、協力することも身につけていきます。
KIAでのPEの目的は、子どもたちが自分の体力についての認識を高め、同時にスポーツと運動が大切であり、そこに関心を持ってもらうことにあります。

Student Led Conference

Student Led Conference (SLC)とは、IBが提案する「学びをアセスメントして共有する」方法のひとつで、ご家族をはじめ、子どもたち一人ひとりの学びを取り巻く人々と会話やアクティビティをしながら、子どもたち自身が1年間の学びを共有し、振り返る、年間の学びの集大成です。

スタイルや構成、共有の内容に至るまで、SLCの実施方法は学校や子どもたち一人ひとりによってさまざまで、個性に溢れています。当学園では例年、教室のコーナーごとに生徒個人のブースを設け、年間を通じて6ユニットに分かれて学びが構成されている中で、ユニットごとの学びについて1年間を振り返ります。

ご家族の皆様をお子様の教室にお招きし、子どもたち自身が厳選した内容を、子どもたち主導の下、プレゼンテーションやゲームなどの方法で保護者へ共有していきます。

ご家族の皆様に、じっくりとご覧いただき、日頃の子どもたちの頑張りや、年間を通じての大きな成長を、児童と教師と共に喜び、保護者の皆様にはその思いを具体的に言葉にして、子どもたちに伝えていただくことが大きな目的です。